今日は少し写真のお話です。前にプリントで写真が変わるという話をここで書いたのですが、今日は家などでみなさんがする、エプソン、キヤノンのプリンターで行うプリンターでのインクジェットプリント話です。
実のところ僕はインクジェットはあまり好きではありませんでした。
過去形ということは今はどうなのかと言われますと「可能性」があると思うようになりました。やはりインクジェットも使い方なのです。
なんでこんなことを書いたのかと申しますと、日曜日に知り合いの方が
今泉版画工房いう場所と制作された作品を展示されてるというので覗いてきたのです。そこに飾られてたのはとっても美しいプリントの版画だったのですが、これもインクジェットなんだということだったのです。あまりきれいだったので目からウロコだったのです。気になったので会場の方にお話ししますと、職人の今泉さんに会わせていただけるということで、お会いしてきました。
専門的すぎる話だったので、端折りますが、とにかくもともとはアナログの仕事をされていた今泉さんが、追求することでデジタルも駆使されて、よりよい「美しいプリント」をという志しで制作されてるのです。ほんとお話が楽しかったです。
とくに外国では写真家がプリントするのではなくて、専門のプリンターという職業があり、その方の力も凄いとのこと。
最近では印画紙ばかりでなく、インクジェットプリントでの仕事も沢山出ているらしい。このサイトに載っている デビッド・アダムソン もその一人でその作品集も見せていただいたがどれも美しい。インクジェットといってもある意味オタク的な計算された追求からくるものからのプリントなので一般ではむずかしいのかも知れませんが
“インクジェットあなどれず”
でありました。
こんな感じの微妙なトーンとかも絶対に出せるんだろうなぁ。
今日の「おとちゃんノート」はあんまりおとちゃんに関係なくてすみません。
なんというか僕個人的な覚え書きって感じで。
日頃思うこともまたおとちゃんとも絡んでくるそんな気持ちで書いています。