だいたいおとちゃんが来てから、毎日なんとはなしに、写真を撮って残すという作業をしています。
おとちゃんも昔と違っていろいろ動き回ったりも派手ではなくなってはいるけれど
相変わらず元気で、怒ったり甘えてくれたりしている。
それが村東家の日常です。
写真というものは、芸術と記録の狭間で扱われがちなのだけれど
ひとつ何かなと思うと「思い出」なんではないのかなと思ったりします。
人はみんな忘れっぽくて、記憶も時が経つにつれて鮮明でなくなっていきます。
そこで写真で残すと後で見た時
「あ〜この日はこうだった」なんて思い出されるわけです。
無論、写真は芸術的で美しい方がよいですが、排除をしすぎて「映え」とかばかりでは
面白くないかななんて思ったり。いやいやここはかたずけようなんて外したり。
まあ写真家である僕もいまだわかりませんけれど撮影が面白いことは変わりないです。
なんかわけわからない文章になってしまいましたが
写真館で撮った後に「日常」を撮るとまた一層感慨深く思うのでありました。
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