まんまのcolor - おとちゃんノート

カメラの主体がフィルムの時代。
仕事ではリバーサルフィルムでそれはネガでは一度プリントの工程があるのと色の差が出てくるからで
自分の作品は自家現像ができるので白黒フィルムでばかり撮っていたのですが

デジタルカメラが出てきて、最初は画素数などが低かったので、それを「ポラロイド」代わりにクライアントに露出などと色の確認に使い。GOが出るとその後本番のフィルムでの撮影となり。

現在では画素数も大きくなろ、その場その場ですぐ確認できるので、もうデジタルのみになってしまっています。

おとちゃんが来たのは2007年なので、作品としておとちゃんを残すというのが目的だったこともあり、白黒もと思ったのですが、やっぱりおとちゃんの「color」が魅力で、そして大判や中判のカメラにはない機動性が大事。
その頃にはある程度大きく使えるデジカメも出てきていたので、最初から仕事で使用するカメラで撮ることにしました。

その後どんどん写真機も高性能になりましたが、未だ撮影方法は昔とだいたいいっしょ。
そして、よりその色を加工せず触らずできる限り「まんまのcolor」を目指しています。
もちろんおと写真館でご来館したお客さんのちいさな家族の写真も同じスタンスです。

それでないとこの美しい色や、かわいい姿がもったいないでしょ。