(おとちゃんは2024年に天国へ行きました。蔵出しおとちゃんは、暮らした17年のことを思い出しながら書いています)
うちには子供がいなかったというのもあって、ペットではあるのですがおとちゃんを「我が子」と思ってシャッターを切ろうと心がけてました。
2008年の個展「おとちゃん」から本格的におとちゃんの写真の発表を開始していったのですが、美しくそんな姿とやんちゃである部分も展示しました。
最初の写真展はうまく行き、評判もよく終了しました。
そんな中、2008年後半から2010年ぐらいまである危機があったんです。
おとちゃんの「毛引き」でした。
個展で少し留守がすることが多くなり、そんな影響から寂しくなったこともあり始めてしまいました。
おとちゃんの健康も心配だったのですが、嫌な話ですが僕は「きれい羽」がなくなりみにくくなってしまうことでモデルとしてどうなるのかということが気になってしまってました。
そんな時に海外の写真家さんの作品を観たことで、少し考え方がかわりました。名前はもうしわけないけど忘れてしまったのですが、内容は覚えていて自分の子供の写真作品でその一枚に「盛大に鼻血を出している子供」の写真でした。
子供の頃はみんなそんなことがあるのですが、意外にそんな写真が表に出ることはないですよね。その写真家のエゴなども感じますし、子供がかわいそうだというとその通りです。
が、僕には我が子の日常を残そうとするその写真家の「愛」を感じたのです。
そうだ、そんなところも写そう!「我が子」じゃないか、かわいいに決まってる。見る人もわかってくれる。
それもあって毛引きの時も記録してました。
その後パイ インターナショナルより出す写真集には「インコのおとちゃん」にはその毛引きの写真も入っています。
その頃にはなかった写真を今回は蔵出しです。
毛引き時代は撮影する時にできる限り「カッコよく」「強く」「かわいく」「元気いっぱい」を考えて撮っていたことを思い出します。
エリザベスカラーなんてファッションモデルのようでしょ。
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